重要!遺産相続について知っておきたいこと

遺産相続によって相続税を納める必要がある

遺産相続をした場合には相続税を納める必要があります。基礎控除額が設けられておりますので、大半の遺産相続に関しては相続税は発生しませんが、平成27年より法律が改正され基礎控除額が減額されましたので、以前よりも相続税を納めなければいけないケースは増えることになります。相続税の計算には基礎控除以外にも配偶者控除や未成年者控除、障害者控除など各種控除が設けられておりますので、それらの控除を洩れなく適用して出来るだけ税額を抑えることが大切です。

遺産を相続できる人たち

遺産を相続する権利を有する人は、民法によって決められております。もし遺言が残されているのでしたら遺言の内容が優先されますが、遺言が残されていなければ民法によって定められた人が遺産を相続することになります。最も優先的に相続権が与えられる人は、被相続人の配偶者です。配偶者は最低でも遺産総額の二分の一を引き継ぐことが出来ます。配偶者が引き継ぐ遺産の残りを親族で分配することになります。最も上位の第一順位には被相続人の子供など直系卑属が該当して、第二順位は父母など直系尊属、第三順位には兄弟姉妹が該当します。

遺産分割協議について

遺産の分配に関しては相続人全員が参加して、遺産分割協議を行う必要があります。もし1人でも不参加の相続人がいる場合には、その遺産分割協議は不成立となってしまいます。家族が知らない間に養子縁組を行っているなどのケースもありますので、必ず戸籍謄本を取り寄せて相続人を洩れなく確認する必要があります。遺産分割において相続人全員の承諾を得られれば、遺産分割協議書を作成して全員の署名・捺印をもらうことによって協議は成立となります。

遺産相続で相続放棄が可能なのは3ヶ月以内なので、なるべく早く借金や保証債務がないか調べることがトラブルを防ぐポイントです。